2010 June

Paris

   
 
 
サンジェルマンの人たちは本当にココから出ない。出るとしたら田舎の家に週末に、そしてヴァカンス・・・。6月はヴァカンスの前で、友人たちが最もパリに居る時期。「ジェルマノプラタン」とは、サンジェルマン・デ・プレっ子、とでも訳すのでしょうか?そんなポートレートの展覧会の被写体に選んでいただく。

 

Paris

 
 
私のブティックのあるサン・ペール通りはとても人通りが多いので、ブティックの前にカフェのイス、というシチュエーションでの撮影はなかなか恥ずかしい。周りは知っている人達ばかり、皆さん集まってきては私をからかうのでなかなか進まない・・。そして大御所写真家の先生の指示も細かくて難しい。「ニコパチ」のポートレートでは絶対に納得しないフランス人!

 

Paris

 
 
長い間日本に行っていたので、個人、会社とも税務関係の雑事が山になってしまう。アポイントメントを取って、税務のコンサルティングを受ける。6月のパリらしい、素晴らしいお天気。サンシュルピス教会の前のカフェのテラスは鈴なりの人。サンシュルピス、といえば税務署!なんて思うのはきっと私くらいだわ・・・。コンサルティングの時間が長いので、なんと休み時間があり、もっと驚く事は税務署の中にチャペルがあること。きっとチャペルのある歴史的建造物をパリ市が買って・・・などと思いをめぐらす。それにしてもフランス人の税務官の辛抱強さには脱帽する。間違いがあっては困るのでしょっちゅう電子辞書を引いている私をとがめる事も無く、「一緒にがんばろうね!」というこの姿勢。後で聞いたらコワモテのそのおじ様は私より年下だと解って、2人で驚きあう!

 

Paris

 
 
 
友人の建築家D氏が、私のこの小さなアパルトマンを是非雑誌に紹介したいので参考写真を撮りにい らっしゃる。素晴らしいお天気なのはいいけれど、真っ白過ぎて、コントラストが強く、さらに引きが無いというコンディション!壁と思うような天井までの 取っ手の無い収納(マグネットです)に「何だか現代美術の中に入り込んだみたい」と・・・。

 

Paris

 
 
 
毎年、この季節のHPには必ず一度は載せてしまう、サンジェルマンの夕暮れの写真。飛行機に何十回乗っても、空の美しさについ写真を撮ってしまう私。サンジェルマンの夕暮れの空は、私にとってそんな永遠の魅力のある光景。空の色と建物の織り成す、サンジェルマンらしい雰囲気。この街で20代、30代と過ごしてきたんだわ・・・。

 

Paris

 
 
いよいよサッカーのワールドカップが始まる。カフェには大きなスクリーンのTVが設置されて、開会式、そしてフランスの初戦。アフリカは植民地だけあってフランス語圏なので解説もイキオイ熱くなる。それにしても壮大なスタジアムに極彩色の観衆と大変な迫力。

 

Paris

 
 
 
 
フランソワ・ミッテラン図書館の近くにお住まいのB氏の御宅にディナーに伺う。青空に4本のタワーが光り輝いて美しい・・・。今晩は夕焼けも美しく、空が不思議な色に変化して行く。なんだかコンピューターグラフィックで作った映像のようでもあり、ジャック・タチの映画の未来都市のような不思議な空気感。
 

 

Paris

 
 
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フランスでは毎年6月21日が「Fete de la music」という音楽のお祭り。コンサートホールや教会はもちろん、路上でも、プロもアマも皆が夜中の1時くらいまで演奏してもよいことになっている。サンジェルマン・デ・プレも教会、カフェといたるところで演奏している。このFeteは夏が始まるサインのよう。長い夜はなかなか暮れず、教会前のゴズペルの歌声が美しい夏の空に響く。
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